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北朝鮮が水爆実験に成功し、水素爆弾保有国となったことを表明し、大きくニュースに取り上げられていますが、日本が実は水爆実験で水爆による被害を受けた国だということはあまり知られていません。


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水爆は核?原爆とは違う核なのか

水爆とは核兵器の一種で、同じ核である原子爆弾より破壊力の大きい核兵器です。


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広島や長崎に投下された原爆は「核分裂」をした際のエネルギーを爆発の威力としますが、水爆では「核融合」によるエネルギーを利用します。

「核融合」反応は、太陽の活動と同じ。莫大な威力です。

水爆の威力はすさまじく、例えば広島に落とされた原爆リトルボーイの威力は15キロトンですが、ロシアが保有する水爆「ツァーリ・ボンバ」は100メガトン、実に3300倍の威力があります。

つまり、原爆と水爆では文字通り「桁が違う」脅威なのです。その、水爆による被害を日本が受けていたことがあります。

日本が受けた水爆実験の被害・第5福竜丸の悲劇

第5福竜丸事件は、1954年3月1日におきました。当時、南太平洋のビキニ岩礁(マーシャル諸島近海)において、アメリカが水爆実験「キャッスルブラボー作戦」を実施。

その際、付近で操業していた第5福竜丸は放射性物質の降下物により被爆してしまったのです。

当時、第5福竜丸はアメリカが設定した「危険水域」内にいましたが、もちろんそれを小さな漁船が大海原の現場で詳細に認識できるはずもありません。また、当初アメリカが予想していたよりも爆発の威力が大きかったため、放射能汚染区域が拡大。

第5福竜丸だけでなく、それ以外にも数百隻が被害にあったといわれています。

被爆国、日本として

その後、日本は終戦直後だったこともあり、アメリカ政府から見舞金を受け取る形で事態は決着しました。しかし、被爆した人の健康は戻らなかったのです。

あれから60年以上が立ちましたが、世界はまだ核の恐怖から逃れることはできていません。核保有国すら、相互確証破壊という概念によって恐怖に苛まれています。

そして、いまだ世界にはテロや戦争が続いています。

我々がすべきこと。それはもちろん世界が平和になるようにできる限りの行動を行うことですが、愛する家族や親しい友人達を守ること。まずは現実の世界で強く生きていくことが大切なのではないでしょうか。それでも人類全体としては、本当に少しずつ、平和に向かって進歩しています。

フランステロの際に、「我々が普段の生活に戻ることが抵抗だ」という言葉がありました。自分の周囲の人の幸せを願い、一歩一歩着実に人類社会の発展の土台となることが大事なのだと考えさせられます。

出典:第五福竜丸 – Wikipedia


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