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首相官邸の発表によると、1月6日10:30分頃ごろ、気象庁が北朝鮮付近を震源とする地震波を観測。これが人工的にもたらされたものだと分析しました。

政府は速やかに官邸対策室を設置し、防衛省を始めとする関係省庁が連携して日本の安全に万全を期すことを発表しました。


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その後、北朝鮮が公式声明で、国際社会から保有を疑われていた「水爆」の核実験だったことを発表しました。


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水爆とは?威力は?

水爆は、一般的にな原爆と認識されているものとは爆発のメカニズムが異なります。

広島や長崎に投下された原爆は、「核分裂」をした際のエネルギーが爆発の威力となりますが、水爆では「核融合」反応によるエネルギーを利用します。

「核融合」は、我々も普段良く目にしています。それは太陽。

地球上に小規模の太陽を再現して破壊する水爆の威力はすさまじく、例えば広島に落とされた原爆リトルボーイの威力が15キロトンでしたが、ロシアが保有する水爆「ツァーリ・ボンバ」は100メガトン、実に3300倍の威力があります。

つまり、原爆と水爆では文字通り「桁が違う」脅威なのです。

核実験が行われた場所は?

首相官邸発表によると、地震が観測された場所は、北朝鮮北部・咸鏡北道吉州(ハムギョンブクトキルジュ)郡の北方約50キロであるとしています。

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日本への影響、放射能被爆の可能性は?

現在、北朝鮮が本当に水爆を使用したのか、それも北朝鮮がそういっているだけで核実験に関する詳細情報・確定情報はありません。

しかし、仮に水爆、もしくは原爆の実験だとしても、今回行われたのは、放射能汚染物質が飛び散らない地下核実験であることはほぼ間違いありません。その場合は、核汚染物質(フォールアウト)の心配は要りません。

ただし、管理がずさんな北朝鮮なので、空中に汚染物質を漏らした可能性もありますので、極微量とはいえ、気になる方は一週間ほどは外出の際にマスクをしたり、ほこりに注意するなどすると良いでしょう。

北朝鮮は日本に水爆を落とすことが可能?その確率は?

もしも北朝鮮が発表したように水爆の開発に成功、保有したとしても、心配する必要はありません。なぜなら、核兵器の開発=攻撃手段とはならないからです。

核を狙った位置に落とすためには運搬手段であるロケット・航空機・潜水艦が必要です。このうち、現実的なのは北朝鮮が特に力を入れている弾道ロケット。

しかし、開発した水素爆弾を弾道ロケットに乗せられる形に小型化する技術と、それらを確実に爆発制御できる技術がなければ使用できません。

現状、北朝鮮は弾道ロケットを狙った場所に落とす技術にも不安があるレベルなので、今回の核実験がすぐさま日本の脅威になることはほとんどないと考えて良いでしょう。

それでも将来が心配・・・

ただ、北朝鮮の技術も徐々に発達しているのは事実ですので、放置しておくと将来的に日本に水爆を落とすことがきるようになることは確実。

その際に日本ができる対処は現行憲法では撃たれた後に打ち落とすことのみ。そして、日本の自衛隊のロケット対処能力はそれほど高くありません。また、発射準備を見つける能力も低いです。

それらを補完するのが米国の偵察能力とロケット対処能力、そして事前制圧です。日本を同盟国としてアメリカが行動を起こすことが前提ですが。

そうなると、昨年の安倍首相の自衛隊法の整備と日米安全保障協力の拡大はまさにグッドタイミングでした。逆に、それらに反対していたシールズや民主党、共産党などは今頃青ざめているかも知れませんね。

いずれにせよ、独力で日本を守る力は今の自衛隊にはありません。良きにしろ悪いにしろ、米国との同盟関係はしばらくの間、強める必要があるのではないでしょうか?

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